職場や家庭でささいな言葉・態度に傷つき、「自分の居場所がない」と感じてしまったことはありませんか? 歳をとって、仕事や家族を失ったときも、そう感じるかもしれません。居場所はなくてはならないものなのに、すぐに生まれたり、なくなったりする不安定なものです。誰だって生きていくためには「自分の居場所」を感じることが必要不可欠。私たち浪速松楓会は、利用者さんだけではなく、ご家族や職員、地域の方も「自分の居場所」を感じられる毎日を目指しています。

浪速松楓会で働く一人ひとりが何かに夢中で取り組むためには、安心して働ける環境が必要です。「怒られるかもしれない」「自分なんかが」と萎縮することなく、職員みんなが、感じたことや悩んでいること、弱みでさえも正直に受け止め、口に出すことができる。そんな状況が生まれることで、自分が次にチャレンジしたいことも見えてきます。浪速松風会は、その実現を後押しできるような職場を目指していきます。

利用者さん、ご家族、地域の方々、ともに働く仲間たちなど、関わるすべての人や活動に対して誠実に向き合い、対応することで、互いに支え合える信頼関係を築きましょう。

困ったときはお互いさまです。もしも自分や家族、友だちだったら……と想像し、いつでもまわりの人の様子を気にかけ、困っている人を見つけたら助ける姿勢を忘れずに。

現場の「あたりまえ」にとらわれず、浪速松楓会のミッション・ビジョン・バリューの実現に向け、毎日の業務やルールのより良いかたちを常に問い続けていきましょう。

自分に起きた体験を起点にして、自分が大切にする価値観や無自覚であった信念・思い込みなど、自分の内面に気づき、それを学びにつなげていきましょう。

年齢や立場にかかわらず相手に関心をもち、ありのままの言葉を受け取ること。同調や評価でなく、理解することを大切にして、意見や想いを伝えやすい関係を築きましょう。

はじめる前から「できない」と決めつけることなく、まずは挑戦してみましょう。実践して、ときには失敗をしても、そこから学びを育み、成長することを大切に。

バリューは「6つの行動指針」として、職員一人ひとりの前向きにケアに関わる姿勢や行動を重視した、法人独自の評価制度になっています。職員に配布している行動指針を理解するためのマンガを、ヒツジさんのボタンからご覧いただけます。

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